2020/02/11更新しました
仕事を終えて、家に帰って来たら
ドアを開けて、ビックリ!
愛犬が、アーモンドチョコを1箱丸ごと食べちゃった!
あ、わわわっ!
もう、パニックになっちゃいますよね。
でもそんな時に、正しい対処法を知っていれば、とりあえず安心です。
今回は、アーモンドチョコ・パニックにならない為にはどうすればいいのかをご紹介していきます。
でも、まず反省すべきは、ご主人様である自分自身というコトを自覚して下さいね。
愛犬がお菓子を食べられる状況に置いてあった責任があります。
お互いに気を着けましょね。m(__)m
困った、アーモンドチョコレート食べちゃった
OH!今まさに食べようとしている!
って時は、何とかなりますが、
もうすでに部屋の中に空箱が転がっていて、愛犬のおなかの中にアーモンドチョコレートが入っちゃった時はどうすればいいのでしょうか?
緊急事態、そんな時どうすればいい?
犬がチョコレートを食べてしまったときは、
まず心を落ち着け、かかりつけの動物病院に連絡しましょう。
チョコレートを食べた直後に症状が特に出ていなくても、数時間後に中毒症状が出ることもあります。
パッと見、大丈夫そうでも、ちゃんと連絡を入れたほうが安心です。
だいたい1~6時間後で症状が出ることが多いようです。
あくまで目安なので、参考程度です。
まれに半日以上たってから中毒症状が出る場合もあります。
愛犬は今、どんな状態でしょうか?
愛犬の今の状態で、だれでも簡単にどの程度か症状を見分けるコトができます。
覚えておくと、安心です。
チョコレートの中毒【軽度の場合】
- おう吐している
- 下痢の症状
- 落ち着きがない
- 水をたくさん飲む
- 失禁してしまう
チョコレートの中毒【中程度の場合】
- 脈打ちが早い
- 動悸がしているように見える
- オシッコの量が多い
- やたら興奮している
- 神経過敏 で落ち着きがない
チョコレートの中毒【重症の場合】
- 痙攣(けいれん)している
- 急な発熱がある
- ブルブル震えている
- 不整脈が見てとれる(呼吸が荒い)
- 昏睡してしまい、起きない
脂肪分の多いチョコレートを摂取したあとは、急性膵炎を起こす場合もありますので注意してください。
病院行く前に、覚えておくと役に立つコト
緊急事態では、だれでもパニックになりがちです。
そんな時こそ、落ち着いた対応が一番です。
【どうすればいい?】 愛犬がチョコレートを食べてしまった時の対応
【こうすれば安心です】 |
---|
1、知っている動物病院に連絡する |
2、チョコレートを食べた時間を伝える |
3、食べたチョコレートの量を伝える |
4、今の愛犬の様子を伝える |
5、応急処置は獣医師の指示に従う! |
1、知っている動物病院に連絡する
まず第一に、病院に電話です!
愛犬がチョ コレートを食べた場合、まずは、かかりつけの動物病院に連絡します。
深夜や休診日は、救急対応している動物病院に連絡をしましょう。
2、チョコレートを食べた時間を伝える
病院側にチョコレートを食べた時間を伝えるコトが大切です。
犬がチョコレートを何時頃に食べたか、または今から何分間前、何時間前に食べたかなど、大まかでもいいので病院側に伝えましょう。
3、食べたチョコレートの量を伝える
食べてしまったチョコレートの量や銘柄を伝えるコトも重要です。
犬がチョコレートをどのくらい食べたのか、板チョコ半分、一箱全部など具体的な量も伝えます。
一番確実なのは、食べてしまったチョコレートのかけらやパッケージがある時は、一緒に持って行くと診察がスムーズに進みます。
4、今の愛犬の様子を伝える
パニック状態ではなかなか難しいですが、病院側に愛犬の今の様子をしっかりと伝える。
「呼吸が荒い」「動かない」など愛犬の様子をなるべく細かく伝えるコトが重要です。
「おう吐」をしている場合は回数も把握しておきます。
余裕があれば、愛犬の様子をスマホで動画を撮っておくと診察の時、より細かく病院側に伝えるコトができます。
5、応急処置は獣医師の指示に従う!
これが一番大切です。m(__)m
応急処置は、何よりも頼りになる獣医師の指示に従いましょう。
食べてしまったチョコレートを飼い主さんが吐かせるのは・・・難しいです。
素人が無理に吐かせようとすると、愛犬に負担がかかりますので、やめましょう。
おう吐や下痢などが見られる場合は、病院側から現物が必要といわれる場合があります。
汚物をすぐに処分せず、念のため確保しておくことも必要です。
緊急時にパニックにならないようにするには、コレが大切!
何気ない普段から、かかりつけの動物病院で、緊急時にはどうしたらよいか相談しておきましょう。
先生に一言二言、聞いておくだけでも、ずいぶん安心感がでます。
心にゆとりを持つことができますので。
また深夜や休診日に対応してくれる、救急の動物病院の連絡先をメモしておくのがなによりも重要。
部屋の中の見やすい位置に、貼り付けておきましょう。
分かりにくい所はパニック状態だと見つけにくくなっちゃいます。
後で見返してみるて、「こんなところに貼ってあった―」(;一_一)・・・
では何にもなりませんよね。(経験者・談)
では、そもそも「アーモンドチョコレート」は何がいけないのか?
その理由を書いておきますね。
まずは、食材を分けて、考えていきます。
アーモンド
愛犬がアーモンドを食べても基本的は大丈夫です。
食塩で味付けされたおつまみ用のアーモンドやハチミツ漬けになったアーモンドも愛犬がパクついてもOKです。
たくさん食べすぎるのは、NGですけど・・・。
アーモンドを原料にしたアーモンドミルクも大丈夫みたいです。
ふむ、ふむ。
アーモンドは大丈夫となると、問題は残ったチョコレートとなりますね。
では、次にチョコレートを検証していきますね。
チョコレート
調べてみると、「チョコレート」「カカオ」に含まれる
「アルカロイド(テオブロミン)」
がどうやら、愛犬にとって一番ヤバい物質みたいです。
なんでヤバい物質なのかを簡単に言うと、
愛犬の体内でテオブロミンを分解するには時間がかかりすぎ、、さまざまな中毒症状を引き起こす可能性があるからです。
余談ですが、砂糖が入った製品はカロリー摂取量が増えちゃうので、気を付けましょう。
健康第一ですよ。(*^_^*)
とにかく!
愛犬にチョコレートを食べさせてはいけません。
チョコレートを犬が食べると中毒症状を起こし、最悪の場合、死亡してしまうこともあります。
実際に、チョコレートやココアを食べて死亡したワンコ達が居るようなので。
たとえチョコットでも、愛犬にチョコレートはダメです。 (ダジャレじゃないですよ)
愛犬が「チョコレート」を食べちゃった時の致死量は?(小型犬・中型犬・大型犬)
愛犬が体の中に取り入れたチョコレートのカカオ量が多ければ多いほど危険になります。
研究によると、1㎏あたり90~100㎎で症状が表れると考えられているそうです。
ですが、チョコレートの種類や量、愛犬の健康状態などによっても左右されます。
おおまかな数値を言えば、テオブロミンの致死量は体重1kg当たり100~200㎎と考えられています。
この数値を具体的に計算してみると、
小型犬・中型犬・大型犬のテオブロミン致死量の目安は・・・。
愛犬のサイズ(体重) | テオブロミンの量(致死量) |
---|---|
小型犬(3kg程度) | 300~600㎎ |
中型犬(10kg程度) | 1000~2000㎎ |
大型犬(30kg程度) | 3000~6000㎎ |
じゃあ、チョコレートにはどのくらいテオブロミンが含まれているの?って思いますよね。
チョコレートはブラックからミルク、ホワイトチョコ、フルーツ入りなど種類がめちゃくちゃたくさんありますよね。
ホワイトチョコレートやミルクチョコレートはテオブロミン量が少なめみたいですが、やっぱりダメです。
じつは細かなコトはチョコレートが入った食品が多すぎですし、含まれているテオブロミンの量もバラバラなのです。
残念ながら、詳しくは分かりません。(;一_一)
ですが、大切なのはコレ!です。
何度も言いますが、「チョコレート」を愛犬に食べさせてはダメという事です。
【まとめ】愛犬の「アーモンドチョコレート」食べちゃった 予防と注意点!
チョコレートは甘い香りがするので、わんこの興味を引きやすいです。
この匂いは、防ぎようがないですよね。www
私も良く引き寄せられてます。ハイ
でも、一つだけ確実に愛犬にチョコレートを食べさせない簡単な方法があります。
それは危険なチョコレートを愛犬から確実に遠ざけるコト。
身近にある危険なチョコレートを置いたまま出かけたり、テーブルに放置したりしないようにしましょう。
わんこ達はこの危険性を知らないので、思いっきりパクつきます。
その他に、注意する食べ物は、
ワリと見落としがちな、シリアル系やパン系。
チョコレートがトッピングされているシリーズ、多いですよね。
チョコレートが使われている食べ物が、部屋の中で愛犬の届くところに置いていないか要チェック。
特に子犬、心臓や腎臓などに持病のある犬、老犬はより一層、ケアしてあげましょう。
以上ですね。
なにはともあれ、緊急事態にならないように、注意しましょうね。
それでは、素敵なペットライフを・・・。
(*^_^*)
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