2019/10/30更新しました
こんにちは、イッポです。
今回は「外部式フィルター」の実際に使ってみてよかったところやう~んと思ったところをお知らせできればなぁーと思います。
あっ、その前に「ろ過」ってなに?と思った方は、こちらを先に読んだ方が分かりやすいかも↓↓
外部式って水槽の外に
置くタイプのフィルターのこと?
そうです。こんな感じ。↓↓
本体は水槽の外に置いておき、水槽の中に入れるのはパイプ類という感じですね。
アクアリウムをやるのであれば、どんな目的でも使いやすい高性能のフィルターの1つです。ろ材を入れる容器とそこに水を入れるためのモーターとで本体が構成されます。
ろ材の容量がほかのフィルターに比べて大きいので、強力な生物濾過ができます。生物ろ過能力はトップクラスです。
いい事ばかり書きましたが、これだけ高性能だとやはりお値段がほかのフィルターに比べると、高いです。だけど小さなフィルターを使ってろ過をしていると物足りなくなり、何個も足していってしまう(イッもそうです)と結構なお値段になっちゃいます。wwwなので最初に思い切って、会部フィルターを導入するのは1つの手でもあります。
イッポ自身も使っている外部フィルターは10年以上故障なしで、動いています。一般的に外部フィルターは耐久性・メンテナンスが割とよいといわれています。確かに掃除もまあまあ楽にできます。
水草育成をする水槽であれば、必須のフィルターですね。水草育成には「二酸化炭素(Co2)」が重要で、この二酸化炭素を逃がしにくく、ろ過できるのが外部式フィルターの利点の1つです。水草水槽上級者さんも外部フィルター利用者が多いのもこの理由からです。
水槽の外に本体を置くことになっちゃうので、出来れば、水槽台の中に収納できるのが一番すっきりします。
水槽の中に入れるものはパイプ類だけなので、水槽の上にスペースができ、照明を好きな位置に設置できるのもいいところ。
基本は45cm~90cmの間の水槽に対応するものが豊富にあります。最近は外部式フィルターの人気が高まり30cm以下の小型水槽対応機種も多く登場してます。
動作音も静か目ですが、外部フィルターは寝室には置かない方がいいです。少し音が気になります。(経験者イッポ談)
外部式フィルターの良いところ
二酸化炭素(CO2)が逃げにくく、水草育成にピッタリ
外部式フィルターはホース・パイプなどの配管や給水口、排出口などを含め水が空気と触れ合わない構造になっています。水草を育成するならば、CO2添加が必要となりますが、外部式フィルターであれば、意図的に追加したCO2を逃がすことが少ないため、水草育成水槽にピッタリです。水草育成上級者は、ほぼこの外部式フィルターをメインに使っているでしょう。
「水草育成」水槽を作る場合は、外部式フィルターがオススメです。
生物ろ過能力が高い
外部式フィルターの容量の8割ほどは「ろ材」というバクテリアの居場所となります。生物ろ過能力はバクテリアの量が多ければ多いほど高くなるので、他のタイプのフィルターより多くのろ材を収納できる外部式フィルターは他のフィルターより生物ろ過能力が高いです。なので生体の数が多く水が汚れやすい環境でも、能力を発揮してくれます。
水槽の見た目がスッキリ
フィルター本体などできるだけシンプルに水槽を置きたい場合も、この外部式フィルターがオススメです。特に表に出ているのはパイプやホース系だけなので、水槽台などの内部に大きな本体を隠すことが出います。他のフィルターではこの設置方法はできません。
動作音が静か
他のフィルターでは、水が動く時に「パシャパシャ」と音がしたりしますが、外部式フィルターは動作音はかなり静かに抑える事ができます。ですが、寝室に置いちゃうと気になる人もいるかもしれません(イッポは気になっちゃいました)
まあフィルターの中では、かなり静かな種類となります。
耐久度(長持ち)
製品にもよりますが、10年以上使用しても故障無など結構聞きます(イッポも10年超え外部式フィルター使用中トラブルなし)外部式フィルターの構造もシンプルなので故障する要因も少ないからでしょう。外部式フィルターは長持ちするので、各メーカーは交換パーツをしっかり用意してくれています。(安心)
外部式フィルターって
神フィルターじゃねーか。
いい事ばっかりジャン。
そーでもないんですよ。
今から、「う~ん」なことを見ていきますね。
外部式フィルターのデメリット
フィルター本体を設置しなければいけない
規格サイズ(60cm)水槽に合う外部式フィルターのサイズは直径25cm×高さ40cmぐらいの大きさになります。それを置くスペースは必ず必要です。
外部式フィルターを使う予定であれば、フィルター本体を収納できる水槽台も購入しておくと安心です。収納スペースがない場合は、水槽の横などに配置するしかありいません(結構目立ちます)
お値段が高~い
他のフィルターに比べると、圧倒的にお値段が高いです。外部式フィルターは1万円前後からとなります。ですが最初に安い他のフィルターを使っていて、ろ過能力を上げるためにアレコレと足していくと、結構高くなっちゃいます(イッポの体験談)
なので、思い切って外部式フィルターの導入も考えてもいいかもしれません。
設置方法&メンテナンスが少々手間
水槽にくっつけるだけの「外掛け式フィルター」や水の中に投げ込むだけの「投げ込み式フィルター」に比べるとちょこっと面倒です。
でも何事も慣れですので、何とかなります。
はじめは誰でも初心者なので。フィルターの構造はシンプルなので慣れれば簡単です。外部式フィルターは1度設置してしまえば、半年は掃除なしでもいけます。(給水口のスポンジはこまめに洗いましょう)
外部式フィルターの選び方
お値段
エーハイム2213で本体価格6,000円~7,000円。かたやADAジェットフィルターで本体価格28,000円とお値段もイロイロ。値段が高いものは、それなりの価値はあります。
デザインや大きさ
本体の大きさやデザインはメーカーや種類によって違ってきます。水槽を設置するスペースに外部式フィルターの本体が置けるかどうかが重要です。
本体むき出しでもADAジェットフィルターはカッコいいので収納するのではなく、あえて見せていきたいですね。収納スペースに限りがあるのであれば、コンパクトな本体の外部式フィルターを選ぶのもいいです。
流量の多さ
流量とは1時間あたりどのくらいの水の量が流れるか?と言う事です。この流量が多いほどフィルター内部に流れる水が多くなり、生物ろ過が活発になります。ただ多すぎても駄目なので、適正な大きさのフィルターを選びましょう。生体を多めにしたい時は、ワンサイズ大き目の外部式フィルターにした方がうまくいきます。(60cm水槽であれば75cm水槽用のフィルターみたいな感じで)
ろ材がどのくらい入るか?
生物ろ過能力を決めるのはバクテリアの量と比例します。簡単にいうと、ろ材をたくさん入れる事ができれば、そのろ材を住みかとしてバクテリアの量も多くなります。ろ材にもさまざまな種類があるので、これを組み合わせるとまたよりよくなります。
【ろ材】の簡単解説はこちらがオススメです↓↓
最大揚程(さいだいようてい)
フィルターのモーターがどれだけ水をくみ上げる事ができるかを表す数値です。外部式フィルターは水槽より下に置くので、フィルターを置いた位置から水槽の位置まで数値範囲内に収まっていないと水がうまく循環しません。特殊な事をしない限り、水槽の下ぐらいであればほとんど問題ありません。
故障が少ないか?
できるだけ長く販売されているメーカーが安心です。販売期間が長ければ、故障も少なく交換パーツも多く信頼性が高いと言えます。
どのフィルターでも同じですが、故障をしてしまうとフィルター内のバクテリアや水槽内の生体・水草に致命傷となってしますので、簡易的なサブフィルターはあらかじめ準備しておいた方がいいです。
メンテナンスは簡単?
外部式フィルターは、一度設置してしまえば再メンテナンスは少し間隔を開ける事ができます。(給水スポンジはこまめに掃除必須)
メンテナンス時に楽かどうかは「ダブルタップ」が付いているかどうかです。
できるだけ最初から付いているものを選ぶとイイデス。
自動呼び水機能
これは、できれば欲しいですね。外部式フィルターは設置時に水槽の水をフィルター本体まで引っ張ることが必要です。この自動機能が無い場合、自分の口でホースを吸って水槽内の水をフィルターへ呼び込むことになります。(イッポは失敗してオエッってなってます)
自動呼び込みが無い場合は、別の道具を使えば、口を付けずに呼び込むことができます。
修理や交換パーツはあるのか?
これも重要項目です。構造がシンプルなので、故障しても素人でも交換がほとんどできます。なのでできるだけパーツが手に入りやすいかも重要です。(ネットで大丈夫)
メーカーごとで取り扱っているお店も違うので、あらかじめ調べておくのも重要ですよ。
音は静かなの?
寝室にはイッポ的には置きたくないです。(ちょー音が気になっちゃう症候群なので)
あまり音が気にならない人であれば、外部式フィルターであれば寝室に水槽設置いけるかも。
電気代ってどのくらい?
機種にもよって違いますが、だいたい1ヶ月70円~80円ぐらいでしょうか。まあ、気にするほどでは無いですね。
こんな感じですね。
役に立つとうれしいなぁー。
まったねー。
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