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本当に面白い!おすすめの文庫小説ランキング・17選

読書はイイことばっかり。
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【本好きが選ぶ名作小説とは?】

2021/08/11更新しました

ハードカバーと違って通勤通学のお供になるお手軽サイズの文庫本。

手軽に持ち運べる小さなその本は、スマホやタブレットに押されがち。

まぁ、お手軽だもんな。

最近は文庫本が紙の本の最後の砦になりつつあると思います。

そんな小説の文庫本をちょっと忍ばせておくと、いいコトあるかも。(活字を読むことで自分の知識量が無意識で増えていきますよ)

イッポも40歳超えましたが、いまだに文庫本大好きです。文庫本歴20年以上ですね。(*^_^*)

何冊読んだか分かんないぐらい読みました。m(__)m

同じぐらいマンガも読んでますが・・・。

本を読んでいると自分のプラス&勉強になるコトが多いと思います。読むだけで自然と自分の力になるなんて超ラクですよね。

「勉強するぞー」ってなるとできないけど・・・。(;一_一)

ということで今回は、役に立つ文庫本のランキング形式でオススメのものをピックアップしてご紹介しますね。(*^_^*)

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心に愛を唇に歌を、そしてポケットに文庫を

いきなりオメー、何言ってんだ?

おかしくなったか?

違いますよ。(*^_^*)

文庫本はとても小さいので、スマホの代わりにたまには文庫本を持ち歩いてもらえるとうれしいなぁ~と思っております。

とりあえず、1冊持ち歩いてもませんか?

模倣犯

著者:宮部みゆき

出版社:小学館

映画化もされて(イマイチでしたが・・・)大人気を博した宮部みゆきさんの長編ミステリーの傑作。

一言でいうとお話は 長く 暗い。www

ですが、内容は超おもしろいので 読んでみてはいかがでしょうか。

次々に起こる展開のスゴさと、宮部みゆき作品ならではの心をえぐる人情の裏表の衝撃、そして殺人者にすら感情移入できて共感できてしまう。

たぶん活字嫌いの「怖がり」さんでも、一気に最後まで読みきりができちゃうと思います。

はまっちゃうと1部を読み終わっていないのに、もう「早く2部読みたいな~」と思ってしまうでしょう。それほど面白い小説です!

しかも、これハードカバーだととんでもなくおっきくて、読んでると腕がきちゃえられそうなくらいなんですよね、だから文庫で読むのが大正解な作品。

とにかく、読み始めると次が気になって仕方がない小説なので、かなりオススメです。

アラビアの夜の種族

著者:古川日出男

出版社:角川文庫

推理作家としてもSF作家としても賞を受賞している古川日出男さんのファンタジ―小説です。

少し変わっている小説です。

奇妙で複雑で、様々な要素が絡み合う変わった作風の作品なので、ちょっととっつきにくいかもしれません。m(__)m

この独特の世界に入り込むまでは少し読みにくい、難しい感じはしますが、読み進めていくうちに、次第にこの物語の恐ろしい面白さに時間を忘れてのめりこめます。

とにかくまったく先が読めず、ページをめくるごとに裏切られる爽快感?かな。

舞台は異世界を舞台にしたものですが、当然昨今はやりのライトノベルな異世界モノとは違う、重厚でしっかりとした描写の作品です。ハイ

電車で読むと駅を通り過ぎてしまいそうなほど引き込まれちゃいます。 イッポはやらかした経験があります。www

阪急電車

著者:有川浩

出版社:幻冬舎文庫

図書館戦争で、一世を風靡した有川さんの作品。

図書館戦争も最高に面白いですよ。(アニメ化や映画化されてます)

この作品は電車という一つの小さな空間で語られています。他にはないですよね。www

阪急電車の駅を知っていたなら、もっと面白かったと思います。

ちょっとネタバレすると最後はみんな何とか自分の道を修正できハッピーエンドになるから癒されます。

電車とともに話が進行していきます。気軽に何か読みたい方にとてもオススメです。

阪急電車片道、たった15分の道のりの中で人間模様をいろんな人の視点から、そこにある小さな人間模様のドラマを描いてあります。

イッポもほんわかしたり、「わかるわかる」とニヤリとしたり、何度も読み返しました。(*^_^*)

まさに電車の中で読むには、最適な一冊です。

博士の愛した数式

著者:小川洋子

出版社:新潮文庫

いまや面白い本を選ぶ際最も頼りになる本屋大賞

そんな本屋大賞の第一回の1位受賞作品という、ある意味歴史に残る偉業を成し遂げたのが、映画化もされたこの作品です。

数学にしか興味がなく、80分しか記憶の持たない「博士」そんな博士の元に家政婦として送り込まれた「私」そしてその息子である「ルート」。

この三人が織りなす、ちょっと危なっかしくも暖かい物語は、心に言い知れない感動を与えてくれます。

登場人物が少なく、内容が難しくないのでページを戻る必要もなく、とても読みやすいので読書初心者にぜひ読んでいただきたい本です。

「ここが泣かせどころ!」という描き方ではなく、「じわじわと沁みてくる」そんな物語です。 (^.^)/~~~

池袋ウエストゲートパーク

著者:石田衣良

出版社:文春文庫

ドラマ化もされて大人気を博した石田衣良さんの代表作。

どうしてもドラマのイメージが、どこか暴力的で若者に特化した感じだったので敬遠している人も多いかもしれませんが、小説自体は結構人間の心情に深く切り込んだ読ませる作品に仕上がってます。ハイ

池袋周辺で起こる、非日常感にあふれるアンダーグラウンドの世界。

そんな世界が主人公の真の目に映ると、途端に日常のありふれた世界に見えてくる、そんな特別な錯覚を楽しめる作品になっています。

本が得意ではない人にも読みやすいと思います。

いつ読んでも、いいリズムで読ませてくれていていつのまにかイッポは熱中しちゃいます。m(__)m

プシュケの涙

著者:柴村仁

出版社:講談社文庫

電撃大賞というライトノベルの文学賞を受賞してライトノベルとして発刊。

この小説は、その物語性のクオリティーでライトノベルから一般文芸として刊行されるようになった異色の出世作です。

このパターンの小説は少ないですよ。

一言でいうと、 ミステリー、と見せかけて高校時代の青春小説、かなぁ~。

一人の少女の自殺をめぐる、その真相を解き明かしたい男と、その少女を愛した少年の追憶。

前半部分はミステリーとして、そして後半部分は恋愛小説として、二度おいしい側面を持った作品ですが、この作品のすごいところは最後に少女は○○という結末が見えているところ。

切なさが胸に迫る作品で、色々と考えさせられるお話です 。

果てしなき流れの果てに

著者:小松左京

出版社:角川春樹事務所

日本のSF界を代表する巨匠、小松左京さんの傑作。

イッポは小松左京さんの小説はこれが初めてだったのですが,これまで読んだSF作品の中でこれ以上のものは無かったです。<(_ _)>

とにかくストーリーが壮大で、広大な世界観を感じるSF作品としては、日本でも数少ないクオリティーを誇る一大傑作かと思います。

もちろんSF作品自体になじみのない人は多いかもしれませんが、それでも、やはり読んで頂きたい!!

「時間」「次元」「宇宙」「生命」大げさかもしれませんが、これぞSF!という要素をふんだんに散りばめられています。

内容はやや複雑で簡単内容とはいいがたいものですが、それだけに何度読んでもその都度新しい発見や面白さが見えてくる、まさに携帯する文庫小説としては最適な作品。

宇宙の存在や過去未来、タイムトラベルが好きな人には本当にオススメします。

カバンに一冊そっと入れておきたい作品です。

蝉しぐれ

著者:藤沢周平

出版社:文春文庫

時代小説の大家、藤沢周平さん。

とくに映画化やドラマ化などがされやすい、わかりやすくエンターテインメント性に富んだ内容を書くことで知られている著者の、数ある傑作の中の一つだと思います。

時代の知識がなくても、時代小説初心者の方でも楽しめる作品になってます。

ストーリーは、とても感情表現が繊細で、それでいて感情のアップダウンを感じさせてくれる素敵な作品ですよ。

なんとなく季節感を感じられる小説に仕上がっていて、読んでいると情景が浮かんでくるほど良い感じの小説。

正しい事を正しく、正義は勝ち、後味が気持ちがいい作品でした。 後味って結構大切だと思うんですよね。

優しい気持ちで涙を流せる作品です。

とある飛空士への追憶

著者:犬村小六

出版社:ガガガ文庫

「ライトノベルですよね」と思っていたイッポは衝撃を受けました。

文学ファンでもしっかりと楽しめる内容の作品です。

秀逸なボーイミーツガール物でありながら、やはりライトノベルらしい非日常の冒険心をくすぐられる、ライトノベルらしさを残しながらも、それにとらわれない作品です。

差別を受けつつも実力でのし上がった主人公と、真逆の立場にあるお姫様が、身分の違いを超えて惹かれあう王道のラブストーリー。

とにかく痛快で、スカッとする作品に仕上がってます。

登場人物たちの織り成す若い恋愛模様にキュンキュンしながら、サクッと読めるのもいいですね。

ライトノベルファンであっても、そうでなくても安心してオススメのできる&ある意味ライトノベルへの入門書といってもいいかもしれません。

未読の方は是非とも読んでみてください。 m(__)m

イッポは 半泣きになりました。

占星術殺人事件

著者:島田荘司

出版社:講談社文庫

ミステリーの名手島田荘司さんのデビュー作。

デビュー作でこれが仕上がっていることに驚きます。

そしてこの本の一番の特徴は、なぞ解きに参加しやすいという点。

なんとなくボヤっとしていて謎ときの材料が見えにくいミステリーも多い中、これは謎解きのカギをしっかりと与えてくれて読者に挑戦してくるのです。

トリックが素晴らしいので、純粋に謎解きを楽しむだけの作品としてなら、間違いなく傑作です。

だけど・・・娯楽性を求めるなら、この作品はおすすめできません。

実は読んでいて楽しくないのです。m(__)m

裏を返すと頭をフル回転させて楽しめる、そんな良作です。

できるなら、記憶を消せるなら消してもう一度読みたい作品ですね 。

ゴールデンスランバー

著者:伊坂幸太郎

出版社:新潮文庫

本屋大賞、山本周五郎賞、そしてこのミステリーがすごい!第1位。パチパチパチ。

押しも押されもせぬ、平成を代表するミステリー作品として名を残しているのが、この伊坂幸太郎さんのゴールデンスランバーです。

この作品の特徴はとにかく内容の濃さと、エンタメ要素の強さかなと思っております。

実は最初は退屈なんですが、後半になるにつれ、伏線が回収されていく様子はメチャ気持ちがイイ。

様々な事実と事件が色々な視点から描かれることで、物語は厚みを増し一口にミステリーといえないそんな作品に仕上がっているのです。

とにかくハラハラドキドキで、おもしろい。(*^_^*)

長編なので、電車の通勤時間や待ち時間などで少しずつ長期間読み進められます。 ハイ

タイム・リープ あしたはきのう

著者:高畑京一郎

出版社:メディアワークス文庫

ライトノベルながら本格SFとしても評価の高い本作。

いわゆる時をかける少女と同じタイムリープを主題にした作品なのです。

まさにタイムトラベル系小説の教科書といっていいかも。

文体はとっても読みやすく、小中学生でも楽しめると思います。イッポも精神年齢は中学生です。m(__)m

最初は分からなかった一つ一つの出来事が、段々と解明されていく過程は気持ち良い事この上ないです。

タイムリープ小説は世の中に多いですが、この本はその中でも群を抜いてオモシロイと思っております。

殺戮にいたる病

著者:我孫子武丸

出版社:講談社文庫

ホラーです。苦手な方は読まない方が良いです。

我孫子武丸という名前を聞いて、ピンと来た人はかなりのホラー通、なのですが、ゲームシナリオも手掛ける彼の代表作をきけば、きっと知っている人も多いと思います。
そう、彼の代表作、それはあの「かまいたちの夜」
もうそれだけで、この作品のホラー作品としての完成度は疑う余地もありませんよね。ちょい古いけど・・・。

殺人とエロスの生々しさは、苦手は人はNGかもしれませんが、耐性があればオススメですね。

ほんとに苦手な人には完全にダメな感じの内容ですけどッ。

MM9

著者:山本弘

出版社:創元SF文庫

爽快なカイジュウ小説、というかなり珍しいジャンルなのが本作品ですね。

怪獣(ゴ○ラみたいなの)が出てくることが当たり前になっている日本で、怪獣対策をする気象庁のスペシャリストの話というかなりユニークな設定の小説です。

そして出てくる怪獣も巨大化する少女などなど、かなりユニーク。

所処ににちりばめられたウルトラマンチックな感じが好きな人にはオススメできます。

真面目に解説すると、 怪獣を自然災害の一つとした位置づけし、多元宇宙の考えを取り入れて怪獣が存在する世界を作ってます。

ウルトラリアル世代(オサーン世代)としては、この本の設定はあり!!かえってリアルかもしれません 。

一瞬の風になれ

著者:佐藤多佳子

出版社:講談社文庫

とにかく爽やかな青春小説が読みたい人にオススメの一冊かな。

新しく陸上に挑戦する主人公、陸上という、あまりなじみのない世界で繰り広げられるストーリーで、 どんどんと読み進むうちに自分が爽やかな風を受けてグランドを走っているような感覚になっっちゃいます。

青春の素敵な一瞬に戻ったような感覚にしてくれる小説です。

スポーツを全くしないイッポでも,読んでいてドキドキ楽しくなる本です。

走る,ただそれだけなのにこんなにも面白く読める本に出会えたことに感謝、感謝。

一言でいうと、「 理屈なんて関係ない!とにかく走るんだよ!!」です。

ツ、イ、ラ、ク

著者:姫野カオルコ

出版社:角川文庫

疲れる恋愛小説」そんな言葉がぴったりなのがこの小説。

小学生から中学生にかけての様々な理不尽な思い、葛藤・・・。その時は合理的に説明できなかった思い。

それらをひとつひとつ丁寧に描いていて、今となっては理解不能と思っていた行動の理由が少しわかったような気がします。

恋愛の主軸は、中学異性の女子と若い美術教師の愛。

そんな初めから破綻の見えた恋に、肉欲とないまぜに名た感情で突っ走っていく主人公の姿に、疲れる恋愛の本質を知る、そんな物語です。

読み始めて最初思った感想は、読みづらい。www

たくさんの登場人物で、視点がコロコロと変わってしまうので・・・。

そう思ったんですが、登場人物が少しづつ成長していくにつれ、気がついたらイッポ自身がこの本にツイラクしていました。m(__)m

ハーモニー

著者:伊藤計劃

出版社:早川文庫

日本SF大賞と星雲賞を受賞、ベストSF2009の第1位という評価の高いSF作品。

SFが好きな人、興味がある人にはおススメですね。

読みやすいのであっと言う間に読めちゃうと思います。

ストーリーは科学技術が発展し、常時体内のナノマシーンにより疾病が駆逐された未来の物語です。

難しいカタカナ語が多く出てきますが、まぁこの辺はなんとなく理解できる範囲だと思います。 (イッポ個人の意見です・・・)

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オススメの文庫小説・17選 まとめ

文庫本の良いところは、持ち歩けるということ。

もちろんタブレットやスマホもそうですが、やはりめくって読める本をそっとポケットに忍ばせておくことの意義はどこかにきっとあるハズ。

いつかその一冊があなたの相棒となる時まで。

ポケットに一冊の文庫、忍ばせてみませんか?

思ってるほど荷物にもなりませんし、ページをめくって読むことで見えてくるものが違ってきますよ。(^.^)/~~~


こんな感じですね。

まったねー。

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