底床にはいろんな種類があります。うまく使い分けてアクアリウムを楽しみましょう。
礫(れき)
アクアリウム用の礫(れき)というと、砂利より少し大きめの小石の事です。粒の大きさごとにパッケージされています。
礫(れき)はあまり癖が無いので、使いやすい部類に入ります。砂利や砂に混ぜると自然下のような演出ができます。
個人的には一番使い易いです。
礫(れき)をうまく使う
礫(れき)は水質向上や水草育成に使うよりも、自然な水景づくりに役立ちます。ネイチャーアクアリウム(自然を再現するレイアウト水槽)で良く見かけます。違う大きさの砂利を混ぜて使うことにより、より自然な仕上がりになると思います。
砂利
礫(れき)よりも大粒なものが多いと思います。砂利としてパッケージングしてあるものは、粒の大きさに若干大小混じるイメージがあります。
礫(れき)と同じで栄養分は全く含んでいません。粒も丈夫で使いやすい部類に入ると思います。
砂利をうまく使う
一昔前は、底床と言えば、砂利か大磯砂ばかりでした。裏を返せばなんにでも使いやすいと言うことです。
大磯砂
これも昔からある底床の代表的な砂利です。名前は色々あり「フィリピン砂」「南国砂」と呼ばれることもあります。養分は含みませんので水草育成には、あまり向きません。
大磯砂をうまく使う
使いやすい底床ではありますが、使う前の酸処理が面倒です。ほっておくと水質をアルカリ性に傾けてしまうので。
しかしアルカリ性に傾ける性質を生かして活躍する場合もあります。(生体がアルカリ性の水質を好む・水質が酸性に傾きすぎて少し中性に戻したい時)
砂
一番細かい底床ですね。いわゆる「砂」です。肥料は含んでいませんが、水草の根が張るには良いみたいです。
粒が細かすぎるため、底床内の通水性は良くないです。このため砂を使うときは薄めに敷くのがポイントです。
砂をうまく使う
砂利等を使うより繊細な情景を作りやすいです。小さめの水槽を使う場合は、重宝します。あまり大きな粒を使うとバランスがとるのが難しくなります。コリドラスは砂を使うとモフモフとほじくり、とてもカワイイです。しかもコリドラスのひげが伸びます。他の底床を使うと短くなりがちです。
ソイル
水草育成水槽を立ち上げるなら、ソイルがオススメです。ソイルとは栄養分を含んだ水草育成用の底床です。しかも水を弱酸性に傾けてくれるので多くの熱帯魚が好む水質に合うので、魚との相性も抜群です。しかしながら有効期間があり1~2年ぐらいで入れ替えなければいけません。(次第に粒が崩れ、栄養分もなくなる為)
ソイルをうまく使う
水草水槽との相性は抜群。多くの熱帯魚が好む弱酸性の水質に傾ける性質も使いやすいです。ただ水中に肥料用分がたくさん溶け出してしまうと「コケ祭り」になるので要注意です。エビ水槽との相性もグッド。
セラミック系底床
セラミックスで出来た人口の底床です。1粒ごとに多孔質構造(微細な穴がたくさんある構造)になっておりバクテリアの住みかになりやすいです。
セラミック系底床をうまく使う
砂利系とソイル系の中間的存在。ろ過バクテリアが定着しやすいので水槽の立ち上げ速度はやや早い。長期的には使いにくいし、ソイルのように栄養分もないため微妙な底床。
こんな感じですね。
また追加があれば更新していきますね。
まったねー。
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