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アクアリウム 【コケを食べてくれる熱帯魚・エビ・貝】

【アクアリウム】

アクアリウムを楽しんでいくと、必ずアイツらはやってきます。

そう、「コケ」です。

メンテナンスを行う時に掃除もするんですが、できるだけ手間を掛けずに行いたいですよね。(*^_^*)

そんな時に、大活躍してくれるのが「コケを食べてくれる生体」です。

えー。コケを食べてくれる熱帯魚とかいるの?

いますよ。しかも熱帯魚だけじゃなくて、エビや貝も食べてくれます。

今回は、そんなコケ取り生体を解説していきますね。

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コケを食べるのってどんな生体?

コケはアクアリウムをやっていると必ず、水槽内のどこかで発生し増殖していきます。まぁメンテナンスするときに掃除を行えばいいんですが、面倒ですよね。

で、毎日そのコケ掃除を水槽内でやってくれる生体が「熱帯魚」「エビ」「貝」です。すべての種類がコケを食べるわけではありませんので、コケを食べる生体をご紹介していきます。しかもコケ取り生体は食べる苔もある程度決まっています。

まじか、コケ全部食べるんじゃないの?

いえいえ、コケ取り生体にも好みがあり、食べるものがある程度決まっています。このコトも合わせてご紹介していきますね。

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コケの種類?

水槽内で発生するコケだけでも結構あります。簡単ではありますがご紹介します。(※資料によっては呼び方が違う場合もあります)

糸状藻

水草や岩などから糸状に伸びてユラユラするコケです。

アオミドロ

緑色の細い糸のような形態です。とろろのように固まっていて、時間がたつと固くなります。

黒ひげゴケ

黒いひげ状のコケです。通水性の悪い所で発生します。(ワンピースの黒ヒゲではありません)

茶ゴケ&珪藻類(ケイソウルイ)

水槽を立ち上げたばかりの時や、水質が不安定な時に発生しやすい茶色の柔らかいコケです。

藍藻(らんそう)

水に栄養分がたっぷりある時に発生します。独特の悪臭を放つドロドロした藻です。

アオコ(グリーンウォーター)

その名の通り水が緑色に染まってしまう藻です。水中に漂っています。

斑点状藻(ハンテンジョウモ)

ガラス面や水中の機材に発生する丸い形状のコケです。

油膜(ユマク)

水面を覆う白っぽい半透明のマクです。

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コケの種類で食べる生体が違う

コケの種類がこれだけたくさんあると、一つの種類の生体だけですべてのコケを食べるわけではありません。食べるコケの種類が生体である程度決まっています。(食べるコケの好みがある)

以下では、そのコケ取生体と食べるコケの種類を解説していきますね。

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エビ・シュリンプ系のコケ取り生体

ヤマトヌマエビ

食べるコケアオミドロ、ヒゲ状藻
働き貢献度★★★★★
大きさ~4cmぐらい

アクアリウム界コケ取りの代表選手ですね。とりあえずヤマトヌマエビを入れておく人も多いです。知名度、コストパフォーマンス、働き貢献度最高ですね。

得意なコケは、アオミドロやヒゲ状藻。たとえばコケの多い60cm水槽にヤマトヌマエビを10匹ぐらい入れておけば、目に見えてコケは減っていきます。

ただよく食べるので、コケ以外の水草も大好物です。(;一_一)まず草の柔らかい新芽や葉はヤマト君のメインディッシュですね。

植えたばかりの小さな水草をせっせと抜くときもあります。バカヤローってなっちゃいます。ストレスMAX。

良く食べるのでフンも多くなります。プロホース等で底床のメンテナンスをしっかりやる必要があります。熱帯魚のエサを与える時真っ先に横取りしていくのもコイツです。う~ん、よく食べる。

ヤマトヌマエビの繁殖は、汽水域(海水と淡水が混ざった水質)で行われるので、水槽内では増えません。残念。

ヤマトヌマエビの良い所
  • 糸状のコケ(アオミドロ、ヒゲ状藻)を食べてくれる
  • 熱帯魚のエサの食べ残しもきれいにしてくれる
ヤマトヌマエビのイマイチな所
  • 柔らかい水草の葉や新芽を食べる
  • 根張りの弱い、小さな水草を引っこ抜く
  • フンが多め
  • 淡水水槽(熱帯魚水槽)内での繁殖はできない

【ヤマトヌマエビ】はこんな感じです。ご参考まで↓↓水槽に入れておけば安心のコケ取り生体ですね

ミナミヌマエビ

食べるコケアオミドロ、ヒゲ状藻
働き貢献度★★★★☆
大きさ~3cmぐらい

ヤマトヌマエビよりも少し小さい定番のエビです。ヤマト君に比べるとコケ取り能力は負けてしまいますが、水草を引っこ抜くことはないですね。見た目よりワリと丈夫です。

処理する得意なコケは糸状藻(コケ)ですね。ヤマト君よりは処理能力は半分以下(3分の1かも)ですので、足りない処理能力は数で勝負ですよ。(^.^)/~~~

ヤマトヌマエビとの混泳も大丈夫です。大きめの熱帯魚との混泳は控えた方が良いかも(ミナミ君は小さいので、食べられる)でもまぁ、隠れる場所を作ってあげれば、何とかなるかな。

ミナミヌマエビの最大の魅力は、淡水水槽内での繁殖が簡単にできちゃうところです。熱帯魚との混泳でも増えます。(隠れる場所がある前提ですが)イッポも初めて繁殖に成功したのもミナミヌマエビでした。

ミナミ君は小さいながらも、幅広い水温で生きていける丈夫な種類です。屋外でプラケースにウィローモス(水草・コケの仲間)を入れておいて足し水だけで1年管理しても、増えるほどです。ただ急激な温度変化には弱いですので、ご注意を。

最初に導入するエビは、ミナミヌマエビは外せないですね。超優等生です。

イッポ、オメーとは正反対だな。www

・・・・・・・・。(;一_一)

ミナミヌマエビの良い所
  • 糸状のコケ(アオミドロやヒゲ状藻)を食べてくれる
  • 熱帯魚のエサの食べ残しも処理してくれる
  • 水槽内で繁殖でき、楽しめる
  • 幅広い水温で適応ができる
  • 価格もお値打ちでまとめて導入できちゃう
ミナミヌマエビのイマイチな所
  • 小さいので、熱帯魚の食事になっちゃうコトもある
  • 生まれたばかりの稚エビはメチャ小さいので、熱帯魚のエサとなる可能性大
  • 熱帯魚との混泳では、隠れる場所を多めに作らなければいけない

【ミナミヌマエビ】はこんな感じです。ご参考まで↓↓

ビーシュリンプ

食べるコケアオミドロ、ヒゲ状藻
働き貢献度★☆☆☆☆
大きさ~2cmぐらい

ミナミ君よりさらに一回り小さいエビです。とても美しいエビで観賞用で人気があります。一応コケも食べてはくれますが、目に見える効果は期待できません。ビーシュリンプを飼育したい場合は、専用の水槽を立ち上げた方が無難です。エビの中でも価格がとても高く、しかも水質に敏感でデリケート。(;一_一)

ビーシュリンプの良い所
  • 体色が美しく、観賞価値が高い
  • 模様や発色もイロイロあり、楽しめる
ビーシュリンプのイマイチな所
  • コケ取り能力は、とても弱い
  • 購入時の価格がとても高い
  • 水質と水温にとても敏感でデリケート
  • 小さいので熱帯魚のエサになりやすい

【ビーシュリンプ】はこんな感じです↓↓キレイですよね。

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熱帯魚のコケ取り生体

ここからは、熱帯魚でコケを食べてくれる働き者をご紹介します。

オトシンクルス

食べるコケ茶色コケ(珪藻・ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★★★★
大きさ~5cmぐらい

熱帯魚のコケ取りとしては、超有名ですね。エビたちがあまり食べてくれない茶色ゴケみたいな水槽ガラス面、流木、水草などにくっつくコケを得意としています。

ヤマトヌマエビみたいに水草を食べちゃうコトはないですね。ひたすら何かにくっついて、コケをハムハムしてくれる優等生です。イッポ的にお気に入りの一匹ですね。

コケが大好きなので、水槽内に食べれるコケがなくなると★になっちゃいます。出来れば人エ飼料(熱帯魚のエサ)や、ゆでたホウレンソウを水槽内に入れてコケ以外のエサにも慣らしておいた方が、長く飼育できます。

とても温和なので、混泳水槽で十分に活躍してくれます。エビも食べないコケを食べてくれますし、稚エビに攻撃もしないので安心です。

オトシンクルスの良い所
  • エビが食べないコケを処理することが得意
  • 販売価格もお値打ちな種類
  • 見ていても可愛いので観賞魚としても魅力がある
オトシンクルスのイマイチな所
  • 食べれるコケがなくなると餓死しやすい
  • 人工飼料や茹でたホウレンソウなどで餌付けしなければ長生きしない

【オトシンクルス】はこんな感じです↓↓なんかヌボォ~的な感じが癒されますね。

オトシンネグロ

食べるコケ茶ゴケ(珪藻・ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★★★★
大きさ~5cmぐらい

オトシンクルスの仲間ですね。オトシンクルスに比べオトシンネグロはコゲ茶色の体色が特徴的です。食べるコケはオトシンクルスと同じで、茶色コケや斑点状藻が好物ですね。

販売価格はオトシンクルスよりも少し高めですね。最初はオトシンクルスを入れて、必要であればオトシンネグロを追加で水槽に入れてみてはいかが?(アクアリストの悲しい性ですが、目新しい熱帯魚を飼ってみたくなっちゃいますよね)(*^_^*)

オトシンネグロの良い所
  • エビが食べないコケを処理することが得意
  • 販売価格もお値打ちな種類
  • 見ていても可愛いので観賞魚としても魅力がある
オトシンネグロのイマイチな所
  • 食べれるコケがなくなると餓死しやすい
  • 人工飼料や茹でたホウレンソウなどで餌付けしなければ長生きしない

【オトシンネグロ】こんな感じです↓↓つい飼育したくなりますよね。

サイアーミーズ フライングフォックス

食べるコケ茶ゴケ、糸状藻、黒ゴケ
働き貢献度★★★★☆
大きさ~12cmぐらい

体の横に黒いしっかりしたラインが入る魚です。ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ、オトシンクルス&ネグロはどの水槽にも比較的導入しやすいのですが、サイアミ―ズ君はチョコット考えなければいけません。

サイアミ―ズフライングフォックスの特徴は、一番厄介なコケ「黒ひげゴケ」を食べてくれるコトですね。ただ大きくなってくるとコケを食べなくなり、気が荒くなってきます。他の魚を攻撃する事もありますね。(うちの子もそうです)

60cm水槽であれば、2匹が限界ですね。(1匹でもいいかも)結構大きくなります。コケはよく食べますが、人工飼料の味を覚えると、そればかりむさぼります。(;一_一)

でもまぁ、黒ヒゲコケを食べてくれる生体がほかにいないので、どうしてもサイアミ―ズ君に頼ることが多いですね。

この黒ヒゲコケは、一度水槽内で発生すると、あっという間に増殖します。しかも水槽内のアチコチで根を張り除去しにくいコケの代表です。水草にくっついてしまったら、付いた葉を切るしかないですね。

サイアミ―ズフライングフォックスは、底の方が生活圏ですので、温和なコリドラス達とは相性が悪いです。圧倒的にサイアミ―ズ君が強いので。水槽からの飛び出しも良くあるので、フタは必須です。

魚種・間違い注意!!

サイアミ―ズフライングフォックスによく似た魚がいます。その名もフライングフォックス。

ほぼ、一緒じゃねーか。

そうなんです。フライングフォックスは、コケを食べなくて、しかも大きくなります。(15cmぐらい)注意が必要です。

見分け方は、サイアミ―ズフライングフォックスは、体の黒いラインが尾びれまで続くのに対して、フライングフォックスはこの黒いラインは尾ひれまで無く、黒いラインの上に金色のラインが入り、ひれに色が付きます。

小さい時は見分けが付けにくいですが・・・。

サイアミ―ズフライングフォックスの良い所
  • 厄介な黒ヒゲゴケを食べてくれる
  • コケ取り能力もかなり高い
  • 販売価格もお値打ち
サイアミ―ズフライングフォックスのイマイチな所
  • サイズが結構大きくなる(12cmぐらい)
  • 大きくなるとコケをあまり食べない
  • 成長するにつれ気性が荒くなる

【サイアミ―ズフライングフォックス】はこんな感じです↓↓

プラティ

ミックスプラティ(約4cm)
出典:楽天市場
食べるコケ糸状藻
働き貢献度★★☆☆☆
大きさ~6cmぐらい

昔から愛好されている熱帯魚ですね。品種改良がかなり進んでいるので、すごくたくさんの種類がいます。コレクションしても良し、よく子供を産むので簡単に水槽内で増えます。(^.^)/~~~

コケ取り能力は、少しだけですね。おなかが減るとツンツンする程度です。予防程度に考えておくといいかも。

プラティの良い所
  • 価格が安い
  • コケ発生予防になる
  • 見た目も可愛い
プラティのイマイチな所
  • 繁殖が容易なので、すぐ増える
  • 思ったほどコケを食べてくれない

【プラティ】はこんな感じです↓↓繁殖が容易なので飼育が楽しいですよ。

ブラックモーリー

ブラックモーリー(約4cm)<6匹>
出典:楽天市場
食べるコケ油膜、藍藻(ランソウ)、糸状藻
働き貢献度★★★☆☆
大きさ~6cmぐらい

真っ黒な体色が、特徴の熱帯魚です。草食性が高いのでコケを食べてくれますが、それ以上に食いしん坊なので、人工飼料の味を覚えるとそればかり食べます。ブラックモーリーにコケ取りメインでお願いするのであれば、人工飼料を調整した方が良い結果になります。

コケ取り以上にありがたい習性が、油膜を食べてくれることです。水面に浮かぶ油膜をメンテナンスするのは面倒なので、一匹いると結構頑張ってくれますね。

ボディの色が黒なので、水槽内ではよく言えば「アクセント」悪く言えば「超目立つ」です。(*^_^*)

ブラックモーリーの良い所
  • 藍藻(ランソウ)を食べてくれる
  • 水面の油膜も食べてくれる
ブラックモーリーのイマイチな所
  • 人工飼料になれると、コケ取り能力が少なくなる
  • 体色が黒なので、水槽内で目立つ

【ブラックモーリー】はこんな感じです↓↓スタイリッシュなフォルムですね。

ペンシルフィッシュ

食べるコケ糸状藻
働き貢献度★☆☆☆☆
大きさ~5cmぐらい

細長い体系で鉛筆のようなイメージからつけられた名前らしい。種類も多く、メジャーなものから、超マニアックな種類までイロイロ。混泳水槽でもエビ等には攻撃しませんの安心。

ナノブリコン属とナノストゥムス属に分けられています。

なんだか、舌をかみそうな名前だな。www

ですよね。熱帯魚には難しい名前の子も多いですよ。

で、この~属は何だというと、コケを食べてくれるペンシルフィッシュはナノストゥムス属の方がコケを食べてくれるので、、コケ除去であればナノストゥムス属を選んでね。あんまり食べないけど・・・。

ペンシルフィッシュの良い所
  • 性格が温和なので、混泳水槽でもOK
  • 小さいので、飼育しやすい

ペンシルフィッシュのイマイチな所
  • 体が小さいのであまりコケを食べない
  • コケ予防であれば、ナノストゥムス属を選ばなければいけない

ゴールデンアルジイーター

食べるコケ珪藻(ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★☆☆☆☆
大きさ~20cmぐらい

アルジイーターの改良品種ですね。自然界にはいません。幼魚のころはセッセとコケを食べますが、大きくなると食べなくなります。<(_ _)>しかも20cmぐらいまで成長し、気性が荒く大暴れします。気性の荒いコケ取り生体サイアミ―ズフライングフォックスよりも大暴れします。

イッポも飼育したことがありますが、オススメできません。大きくなったら、アルジイーター専用の水槽に隔離がベスト。生体購入時は、覚悟して買って下さいね。

ゴールデンアルジイーターの良い所
  • 幼魚のころは、コケ取りの仕事はまぁまぁ頑張る
  • 見た目が可愛い
ゴールデンアルジイーターのイマイチな所
  • 大きくなるとコケを食べない
  • かなりの大型になる(~20cm)
  • 成魚になるとかなり気性が荒くなる

【ゴールデンアルジイーター】はこんな感じです↓↓かわいいでしょ。

プレコ

食べるコケ茶ゴケ(珪藻・ケイソウ)
働き貢献度★★★☆☆
大きさ~8cmぐらい(画像のタイガープレコ)

鎧のような鱗を持つ熱帯魚。吸盤みたいな口でガラス面流木のコケを好んで食べてくれます。プレコは種類にっよって大型&中型になる種が多いので購入時は気を付けましょう。(特にセルフィンプレコ、購入価格は超安いのですが、成長が早くすぐに大型になります)

プレコ専門の愛好家も多い、人気の熱帯魚ですね。大型水槽のコケ取り要員として、大型プレコは人気です。

一般的に飼育しやすいサイズのプレコは小型種ですね。有名なものは「インペリアルゼブラプレコ」ですかね。ちょい前は1匹3万円~なんてこともありました。高すぎwww

小型でオススメなのは、タイガープレコ、プッシープレコ、ホンコンプレコといったところ。

プレコの良い所
  • 大型水槽のコケ取りとして優秀
  • 小型水槽でも活躍する種類もいる(ターガ―プレコなど)
プレコのイマイチな所
  • 大型プレコは、アクリル水槽に傷をつける時がある
  • 大型プレコは他の魚の体をなめる場合もある
  • 購入時に、成魚になるとどのくらいの大きさになるかを調べてから、購入を決めなければいけない。

【タイガープレコ】はこんな感じ↓↓我が家にもいます。長生き。

【インペリアルゼブラプレコ】はこんな感じです↓↓高いwww

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貝(スネール)系のコケ取り生体

フネアマガイ

食べるコケ糸状藻、茶ゴケ(珪藻・ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★★★☆
大きさ~4cmぐらい

最強のコケ取り貝として有名なカノコ貝の仲間「フネアマガイ」です。超強力にコケを食べるので、水槽のガラス面をコケを食べながら移動する道筋がキレイになっていきます。www

掃除機のダイソンみてーだな。

はい。それほどすごいですよ。

ガラス面にくっついているこの貝を無理に引きはがすと★になっちゃうこともあるので、そっとしておきましょう。ガラスにビタァとくっついているので、それが苦手な方は、やめた方が良いです。www

フネアマガイは水槽のガラス面についているコケは得意ですが、水草についているコケはあまり食ません。

フネアマガイの良い所
  • 強力なコケ取り能力
  • ガラス面のコケはお任せ
フネアマガイのイマイチな所
  • 水草に付いたコケはあまり食べない
  • ガラス面から無理に引きはがすとかなり弱る
  • ひっくり返ると自分で起き上がれずに★になる
  • たまに水槽から脱走して★になる

【フネアマガイ】はこんな感じです↓↓強力なコケ取り能力が魅力。

石巻貝

食べるコケ糸状藻、茶ゴケ(珪藻・ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★☆☆☆
大きさ~2cmぐらい

アクアリウムでは、昔から愛用されてきたカノコ貝の仲間「石巻貝」です。ガラス面のコケが得意です。淡水の水槽内では繁殖はしないのですが、卵だけは産みます。これが結構目立つので気になる方は、スクレーパーなどでお掃除必須ですね。

育ってくるとほとんどが殻の頂部が浸食されたり、ボロボロになってきますが、特に気にしなくても大丈夫みたいです。結構B品としてボロボロの殻の石巻貝が売られていますが、これでも十分に活躍します。(イッポの水槽にはB品石巻貝のみ生息しております)

石巻貝の良い所
  • ソコソコのコケ取り能力がある
  • ガラス面のコケ取りが得意
石巻貝のイマイチな所
  • 水草に付いたコケはあまり食べない
  • ガラス面から無理に引きはがすとかなり弱る
  • ひっくり返ると自分で起き上がれずに★になる
  • たまに水槽から脱走して★になる

【石巻貝】はこんな感じです↓↓

サザエ石巻貝

食べるコケ糸状藻、茶ゴケ(珪藻・ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★☆☆☆
大きさ~3cmぐらい

サザエの殻みたいにとげ状に角が伸びているカノコ貝の仲間です。見た目は派手で結構見ていても飽きないですね。しかもカラーサザエというバリエーションもあるので、きれいな殻を探すのも楽しいですね。

ガラス面などのコケ取りは得意ですが、それ以外はイマイチな感じですね。

サザエ石巻貝の良い所
  • ガラス面のコケ取りが得意
  • 殻のカラーバリエーションが豊富

サザエ石巻貝のイマイチな所
  • 水草に付いたコケはあまり食べない
  • ガラス面から無理に引きはがすとかなり弱る
  • ひっくり返ると自分で起き上がれずに★になる
  • たまに水槽から脱走して★になる

【カラーサザエ石巻貝】はこんな感じです↓↓カラフルでかわいいです。

シマカノコガイ

食べるコケ糸状藻、茶ゴケ(珪藻・ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★★☆☆
大きさ~3cmぐらい

美しい殻模様のカノコガイの仲間。コケ取り能力も優れており、なかなかの優等生。よくコケを食べてくれますが、でてくるものもオッキイです。(う○ち)<(_ _)>

食べるコケがなくなると、水草もムシャムシャし始めるので、注意が必要ですね。

シマカノコガイの良い所
  • コケ取り能力は高く安心
  • 殻のバリエーションが多く、観賞価値が高い
シマカノコガイのイマイチな所
  • ガラス面から無理に引きはがすとかなり弱る
  • ひっくり返ると自分で起き上がれずに★になる
  • たまに水槽から脱走して★になる
  • コケがなくなると水草を食べ始める

【シマカノコガイ】はこんな感じです↓↓やっぱり観賞価値が高くキレイですね。

ラムズホーン

食べるコケ藍藻(ランソウ)、珪藻(ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★★☆☆
大きさ~3cmぐらい

インドヒラマキガイと呼ばれることもある貝です。インドヒラマキガイのアルビノ個体がレッドラムズホーンと呼ばれます。レッドラムズホーン以外でも種類が多く、ブルーラムズホーン、ピンクラムズホーンなどの改良品種があります。

見た目は美しい色合いなので観賞価値もありますし、コケ取り能力や残飯処理能力はピカイチです。動きも良く、水槽のガラス面や水草などどこにでもコケを求めて動き回ります。柔らかい水草はイッポの水槽で食べられたような気がする。確信ではないですが・・・。

ラムズホーンの種類は、淡水水槽内で繁殖ができ、勝手に増えていきます。卵をあちこちに産み付けるので、水槽の見栄えがイマイチになっちゃいます。もし、水槽内でラムズホーンの繁殖が爆速になっている方は、水質がアルカリ性に傾いているかもしれないので、一度検査してみてはいかがでしょうか。水質を中性~弱酸性ぐらいにしておけば、それほど増えません。

ラムズホーンの良い所
  • 水槽内でコケを探してよく動く
  • 美しい殻を持ち、観賞価値がある
  • コケ取り能力も良い
  • 淡水水槽内での繁殖が可能
見出し
  • 水槽内で繁殖しすぎるコトもある
  • 卵をあちこちに産み付け、見た目が悪くなる

【ラムズホーン】はこんな感じです↓↓やっぱ、キレイですね。

ヒメタニシ

食べるコケ藍藻(ランソウ)、珪藻(ケイソウ)、斑点状藻
働き貢献度★★★☆☆
大きさ~3cmぐらい

日本の河川や田んぼで見かける巻貝(タニシ)の仲間ですね。コケはよく食べてくれますし、残飯処理も頑張るなかなかの優等生。淡水水槽内では簡単に、繁殖します。

ジャンボタニシには注意!!

大きめのタニシを見たことありませんか?この大きなタニシはジャンボタニシ(別名スクミリンゴガイ)と呼ばれてます。アクアリウムショップなどでは、ゴールデンアップルスネールと呼ばれたりもします。この子たちは、水槽内の水草をモシャモシャと食べていきますので、水草を育てている方は、導入しない方が良いです。

【ゴールデンアップルスネール】はこんな感じです。水草大好物、見た目はきれいなんだけど・・・。

ヒメタニシの良い所
  • コケ処理もなかなか頑張って食べる
  • 淡水水槽内での繁殖も簡単
ヒメタニシのイマイチな所
  • 見た目がイマイチ・・・
  • 水槽内で増えすぎる場合もある

【ヒメタニシ】はこんな感じです↓↓見た目が・・・。m(__)m

マシジミ

食べるコケアオコ、グリーンウォーター
働き貢献度★★★★★
大きさ~3cmぐらい

淡水河川の砂地に生息している二枚貝です。見た目以上に働き者で、アオコやグリーンウォーターの浄化に活躍します。水槽内での長期飼育は難しいです。

底床に潜る性質があるので、ネットやプラケースに分けて入れておけば、回収不能にはなりにくいです。でもまぁ、潜られてもほっときますが、イッポ的にm(__)m

マシジミの良い所
  • 処理の難しいアオコやグリーンウォーターを浄化してくれる
マシジミのイマイチな所
  • 長期の安定飼育は難しい
  • 潜る性質があるので、探す場合は面倒

【マシジミ】はこんな感じです↓↓まさにジジミですね。

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コケ取り生体 【まとめ】

最初のコケ取り生体は、エビ系が安定ですね。(*^_^*)

ヤマトヌマエビかミナミヌマエビが安定していると思います。ヤマト君を多くしすぎると、水草ムシャムシャする場合もあるのでご注意を。

斑点状藻(ハンテンジョウモ)や、茶ゴケに対してなら、オトシンクルスかオトシンネグロが良いと思います。どちらも温和な性格なので安心ですね。

ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、オトシンクルス、オトシンネグロが定番でそれにお好みでプラスしていけば、水槽内のコケ発生率は減少するでしょう。(メンテナンスはしっかりしないとだめですよ!)

後はケースバイケースでコケ取り生体の導入していけばいいんじゃないでしょうか。ガラス面のコケが気になるなら、「貝系」。黒ヒゲコケ予防なら「サイアミ―ズフライングフォックス」。水面の油膜なら「ブラックモーリー」。大型魚水槽のコケ取りなら「大型プレコ」ですね。


こんな感じですね。

まったねー。

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