2019/11/14更新しました
こんにちは。イッポです。
今回は水槽台について解説を交えながら、ご紹介していきますね。
★【水槽の選び方】はこちらからどうぞ↓↓
水槽台を設置するときの注意点
注意すべきは2点です。
- 床の耐荷重(どのぐらいまで耐える事ができるか)
- 水槽台の耐荷重
皆さんがお住まいになられている家には、必ず耐荷重という重さの限度が決められています。この重さを超えると最悪床が抜けます。(すこし斜めになったことは聞いたことがあります)
水槽台にも同じコトが言えますよ。突然の崩壊なんて考えただけでも恐ろしいです。耐荷重限界を超えるとグシャッとなるらしい。
水槽台の耐荷重
水槽は水槽台の上に設置するのが一番安心。他の家具などで代用すると台がへこんだり、水槽に不具合が生じます。できるだけ専用の水槽台を準備した方がいいです。(初心者さんは特に!)
床の耐荷重
一般のマンションだと180kgぐらいが最低基準となります。一般住宅でも同じぐらいです。特に2階に大きめの水槽を置く場合は、補強した方が無難です。よーく考えてから水槽設置した方がいい。
水槽設置で床にかかる重量の目安
これは想像以上に重たいので、頭に入れておいた方が役に立ちますよ。
水槽のサイズ | 幅×奥×高(cm) | 水槽の重さ(水含む) | 水槽台+各種器具+水槽の総重量 |
30cm規格水槽 | 30×30×30 | 25kg | 40kg |
45cm規格水槽 | 45×30×30 | 40kg | 50kg |
60cm規格水槽 | 60×30×36 | 60kg | 80kg |
90cm規格水槽 | 90×45×45 | 170kg | 200kg |
120cm規格水槽 | 120×45×45 | 220kg | 270kg |
水槽の重さ(水含む)+底床の重さ+各種機器の重さ=総重量の目安なので
まじで、重いのな。
でしょ。水を入れたりするとかなりの重量となります。総重量が180kgを超えるような重さになる場合は、床の補強を考えましょう。傾いてからでは遅いですよ!
60cmを超える水槽を設置する場合に、参考にしてくださいね。
家具やメタルラックに置くことはできるの?
水槽台の条件
基本的には家具やメタルラックに置くのはオススメしません。
家にあるのは、結構感情そうだけど
ダメなのか?
う~ん。そうですね小型水槽であれば、十分可能性はあるのですが、45cm水槽でさえ50kgぐらいになっちゃうからヤバいかも。
水槽台が破損した場合、床に水がこぼれ大洪水&ヒータで火事発生ってな具合にリスクがありすぎ。専用の水槽台は買った方が無難。長持ちしますしね(*^_^*)
参考までにどうしても家具等に置きたい場合の注意点です。置くときは自己責任でお願いします。
- 耐荷重が水槽一式の重さに耐えられるか
- 水槽設置ができるもの
- 水槽の設置面(底)がゆがまないもの
- 水に強く耐水性のあるもの
一般的なテーブルやテレビ台の耐荷重はせいぜい20~30kgですよ。30cm水槽がボーダーラインですね。(結構危ないですが)
で、メタルラックを使う人も多いですが、耐荷重を注意しなくちゃダメです。メタルラックの場合、耐荷重を満たしていても水槽の設置面(底)がたわむコトがあります。この状態で使用すると水槽が割れます。
メタルラックを使うときは、水槽を設置する棚に厚めのまっすぐな板と水槽専用マットを合わせて補強が必要です。
水槽台の選び方
これまでの解説で、30cm以上の水槽を置く場合は、専用の水槽台を買った方が無難というコトがお伝えできたかな?
で、水槽台を購入するにしてもまた考えるコトがありますよ。
なんだか、面倒なコトばっかりだな。
最初だけですよ。始め良ければ全て良しというじゃないですか。
後で変更する方が大変ですよ。
収納スペースや高さなどいろんな要素がかかわってきます。この必要な要素を見ていきまっしょい。
水槽台の良い所
耐荷重が水槽セット一式総重量より大きいもの
水槽とセット販売されているものは、たぶん大丈夫。わざわざ小さい台を買わないかぎりは、大丈夫かと思います。
信頼と実績のある製品をチョイス
一番の安全策は、実績と信頼あるメーカーの製品を選ぶことです。これは自分で探すしかないと思います。
収納スペースの大きさ
水槽にはメンテナンス時に使用するものがたくさんありますし、外部式フィルターを導入するのであれば、フィルターを収納するスペースも必要です。その他にも背面にパイプ類を通す穴があるものを選ぶと後々便利です。
扉が静かに閉まるかどうか
油圧ダンパーが扉についているものの方が、扉を閉めた時にバンッとでかい音と振動がぐっと静かになります。ダンパーがない水槽台であればクッション素材等で音を和らげるコトができます。
デザインがスタイリッシュ
水槽台には様々なデザインがあります。参考程度にご紹介します。
収納したものが丸見えの「フレームだけの商品」と「扉付の商品」が大まかな分類でしょうか。イッポ的には扉付の水槽台をオススメします。ごちゃごちゃしたものを隠せるので。
素材や色、光沢感でも自分に合う水槽台を探してみて下さい。まぁ耐荷重だけは注意して下さいね。
信頼できる水槽台
★扉がなくシンプルなフレームタイプの水槽台。上下二段に60cmの水槽が置けます。各種機材が丸見えになっちゃいます。
★イッポも使っている水槽台です。扉が付いているので、ごちゃごちゃした機材をスッキリ収納。背面が大きく開いているのでパイプ類を出し入れするのに超便利。水槽台内部にも熱がこもらないので夏場の高温時もありがたい仕様。
こんな感じです。
まったねー。
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